So-net無料ブログ作成
検索選択

【天皇賞・春】フェノーメノ悲願のG1!同期ゴールド封じて戴冠 [競馬情報]

 「4強時代」の幕開けだ。「第147回天皇賞・春」が28日、京都競馬場で行われ、2番人気フェノーメノが好位から力強く伸びて悲願のG1初制覇。断然人気に推されたゴールドシップは直線で伸び切れず5着に敗れた。蛯名正義(44)は02年マンハッタンカフェに続き、同レース2勝目。戸田博文師(49)は06年桜花賞(キストゥヘヴン)以来のG1・2勝目となった。

 蛯名は一心不乱にフェノーメノを追った。来るはずのゴールドシップが後方で伸びあぐねているのは分からなかった。「気配があまりなくて…。来たら仕方ないと思って相手のことは考えず、この馬の競馬をした」。前だけを見てゴールに飛び込むと、自然に左手が上がった。

 断然人気に推されたゴールドシップと同じステイゴールド産駒。昨年ダービー以来の同期対決は、どちらが1番人気か分からないほどの横綱相撲をフェノーメノが演じた。「1周目の坂の下りをうまくクリアできた」。気負うことなく中団で流れに乗る。2周目向正面で徐々にポジションを上げ、4角でトーセンラーが上がってきたのに合わせて仕掛けると鋭く反応。1馬身1/4差の快勝だ。

 愛馬から下りた蛯名は出迎えた戸田師としっかり抱き合った。「互いに言葉にならない感じだった」(蛯名)。気持ちを共有するのに言葉はいらなかった。蛯名は「勝てる力がありながら勝たせてやれなかった。やっと結果を出せて本当にホッとしている」。感慨深げな表情を浮かべた。

 3歳時は惜敗続きだった。鼻差の2着に敗れたダービーで蛯名は涙を流し、戸田師はその肩を抱いた。天皇賞・秋も2着。「無冠の帝王」。ありがたくない異名を返上すべく、手を取り合ってやってきた。日経賞後は香港遠征も選択肢にあった。意見を求められた蛯名は「できれば天皇賞を使ってほしい」。昨秋は適性を重視して菊花賞ではなく天皇賞・秋に出走したが、年明けに馬が成長した。「幼さが解消して落ち着きが出た。これなら3200メートルでも…」と話す師と意見が一致。「チーム・フェノーメノ」でつかんだタイトルだった。

 馬名はポルトガル語で「怪物」の意味。サッカーの元ブラジル代表、02年W杯日韓大会得点王のロナウドの愛称として知られる。師は「まだ大きなことは言えないが、ステイゴールド産駒は成長力があるので、もう1段階も2段階も力をつけてもらいたい」。さらなる進化に期待を寄せた。

 次走は宝塚記念(6月23日、阪神)。雪辱を期すゴールドシップに加え、オルフェーヴル、ジェンティルドンナも出走を予定している。まさにドリームレース。蛯名は手応えを問われると「やるまで分からないから楽しいんじゃないですか」と笑ってみせた。最強はどの馬か?ドキドキワクワクの2カ月が始まった。

 ◆フェノーメノ 父ステイゴールド 母ディラローシェ(母の父デインヒル)牡4歳 美浦・戸田厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道平取町追分ファーム 戦績11戦6勝 総獲得賞金4億6712万8000円。




スポニチアネックス 4月29日(月)7時1分配信

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。